テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権が7月1日に開幕する。女子シングルスで第2シードの大坂なおみ(日清食品)は、得意と言えない芝のコートに対応できるかが求められる。
大坂は約5カ月守った世界ランキング1位から2位に転落した。初戦の相手は世界ランク39位のユリア・プティンツェワ(カザフスタン)で、前哨戦のネイチャーバレー・クラシック2回戦で敗れた難敵だ。
ウィンブルドンで、大坂の最高成績は過去2大会の3回戦にとどまる。球足が速い芝のコートは滑りやすく、不規則なバウンドもやっかいだ。世界1位の座をアシュリー・バーティ(オーストラリア)に明け渡した大坂は「良い面をみれば、優勝すれば自動的に世界1位に返り咲く。それは私にとって大きな目標になる」。4大大会3勝目、世界1位返り咲きは、芝のコートをいかに攻略できるかにかかる。
男子シングルスは、世界ランク…