中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は24日、北京市内で次世代通信規格「5G」向け機器の発表会を開いた。幹部らは「華為の5G技術は生活を向上させ、安全と健康をもたらす」と、5G向けとなる最新の基地局設備やモデム、ルーターなどのネットワーク機器の技術力をアピールした。
スマホはアップル抜き2位 幹部逮捕のファーウェイとは
米国と諜報(ちょうほう)機関の情報を共有し合う「ファイブ・アイズ」の英、豪、加、ニュージーランドなどでは、安全保障上の懸念から華為製品を5G市場から締め出す動きが広がる。発表会後の会見で同社幹部は「我々は170以上の国々でビジネスを展開している。(華為をめぐる)雑音は事実ではなく、各国の法律を順守している」と反論した。(北京=冨名腰隆)