女子テニス協会(WTA)は28日、最新の世界ランキングを発表し、全豪オープンで初優勝した大坂なおみ(21)=日清食品=が、シングルスの1位に立った。アジア勢では男女を通じて初めての快挙で、現行の女子ランキング制度で26人目の1位となった。
世界ランキングは、過去1年間の成績をポイントで換算して決まる。昨年の全米オープンを制した大坂は自己最高の4位で全豪を迎えると、優勝で2千ポイントを積み上げ、7030ポイントとした。2位は全豪オープン準優勝のペトラ・クビトバ(チェコ)で、大坂とは740ポイント差の6290ポイント。前週まで1位だったシモナ・ハレプ(ルーマニア)が5582ポイントで3位となった。
これまでのアジア勢の最高は李娜(リーナー、中国)の2位だった。