立憲民主党と国民民主党の参院野党第1会派をめぐる対立が続くなか、31日から始まる参院の代表質問に立つ順番を決める抽選が30日、両党の議院運営委員会理事間で行われ、国民が31日、立憲が1日と決まった。29日の参院本会議の質問順も抽選で決めていた。
両党の会派勢力は30日時点で27議席と同数で並ぶ。藤田幸久参院議員が国民に離党届を出して立憲入りを希望しているが、国民は30日も「直接話を聞いていない」として党内手続きを見送った。
抽選に参加した立憲の白真勲・議運委理事は「藤田氏が離党の意思を示しているのは間違いない。藤田氏は明日(の本会議は)どこに座るのか。嫌がらせだ」と批判した。