名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)に、「雛(ひな)のつるし飾り」がお目見えした。古い着物などの布でつくった花や動物など約1万個の「細工物(さいくもの)」がひもにつるされ、華やかにロビーを彩っている。
制作したのは愛知県大治町の愛好会「雅(みやび)の会」。同ホテルでの展示は今年で9回目だ。今年は「世界一大きいつるし飾り」として、ギネス世界記録に申請中の作品も。長さ約2・7メートルで、バレーボール大の細工物が30個つるされている。「あっと驚く作品を」とホテルから依頼されて手がけた。昨年9月から試作を重ね、57人の会員で手分けして作った。結果は4月ごろにわかる見込みという。展示は3月3日まで。(吉本美奈子)