米大リーグのマリナーズに加入した菊池雄星が４日、キャンプ地のアリゾナ州ピオリアでトレーニングを開始した。マリナーズのアンダーシャツを身にまとい、「シアトルのマークを付けながらやるのは身が引き締まる思い」と語った。

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軽めのランニングと約５０メートルの距離でのキャッチボールなどで汗をかいた。石垣島でのトレーニングを終え、前日にアリゾナに入ったばかり。「まだ時差ぼけと飛行機の長時間移動で体はかちかち。でも順調に調整できているので自分のペースでやれば大丈夫」と落ち着いた表情を見せた。

新調したグラブには東北６県をかたどった赤いマークが縫い付けられている。「（出身地の）東北への思いは強い。ほかの色もこれからつくる。シアトルの緑色も考えたい」とキャンプ、そしてシーズンに向け準備は万全のようだ。（坂名信行）