内縁の妻の連れ子で9歳の男児を殴るなどしたとして、福岡県警は7日、福岡県水巻町下二東(しもふたひがし)3丁目の無職笹本駿介容疑者(27)を暴行の疑いで逮捕し、発表した。「兄弟げんかをいさめていたが何回言っても聞かず、ついかっとなってしまった」と容疑を認めているという。
折尾署によると、笹本容疑者は5日夕から夜の間、自宅アパートで同居する内縁の妻(30)の連れ子で小学3年の男児(9)を正座させ、頭を手で殴ったり尻を足で蹴ったりした疑いがある。
男児が翌日昼、小学校でクラス担任に「たたかれたり踏まれたりした」と話して発覚。担任が確認すると、男児には左耳の腫れや額の傷があったという。小学校から連絡を受けた町教育委員会が署に通報し、男児は児童相談所で一時保護された。
笹本容疑者は「過去にも手を上げた」と供述しているといい、署が今後調べる。(棚橋咲月)