酒を飲んで車を運転したとして、福岡県警は4日、九州大大学院総合理工学府准教授の伊藤正人容疑者(50)=福岡県那珂川市松木4丁目=を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。「酒を飲んで車を運転したことは間違いないが、数値については研究に使った溶剤の影響がある」と話しているという。
春日署によると、伊藤容疑者は4日午前0時45分ごろ、同市松木6丁目の県道で酒を飲んだ状態で乗用車を運転した疑い。交差点内で車と接触事故を起こし、現場に駆けつけた警察官が伊藤容疑者から酒のにおいがしたため調べたところ、呼気から基準を上回る1リットルあたり0・33ミリグラムのアルコールが検出された。