|
栗原心愛(みあ)さんの虐待死を検証している厚生労働省と文部科学省の合同プロジェクトチーム(PT)は26日、中間取りまとめを公表した。千葉県柏児童相談所の調査やリスク評価の不十分さ、野田市教育委員会の秘密保持に対する認識の甘さなど29の課題を指摘。「関係機関も含めて父親の支配的な関係に巻き込まれていた」と認定した。 心愛さん虐待死、傷害幇助罪の母親に猶予判決 千葉地裁 PTは、両省職員や専門家らを、千葉県や野田市、転居前に暮らした沖縄県や同県糸満市がそれぞれ行っている検証に参加させている。中間取りまとめでは、心愛さんが2017年8月に転居した際の対応について、父親から母親へのDVがあると糸満市が野田市に伝えたが、関係者はDVが虐待につながる危険性を評価できなかったとした。 柏児相は17年11月、心愛さんが小学校のアンケートで父親の暴力を訴えたため心愛さんを一時保護したが、翌月に親族宅で暮らすことを条件に一時保護を解除した。この後、野田市教委が父親から「威圧的な要求」をされてアンケートの写しを渡したことについて「児童に関する秘匿情報を漏らしてはならないという認識が不十分だった」と断じた。 また、「虐待の再発は認められない」として自宅へ戻すとした18年2月の柏児相の判断について、「保護の解除、自宅へ戻る際の判断を行うに当たって、児相の調査が不十分だった」と指摘。保護解除などが「リスクや今後の方針の根拠を確認の上で決定されていなかった」とした。 自宅に戻ってからは「虐待リス… |
小4虐待死「児相はリスク調査不十分」 検証PTが指摘
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
山海留学で里親に竹刀でたたかれ…訴訟和解へ 屋久島
医学部入試「性別で差別」 女性13人、順天堂大を提訴
東洋英和の前院長がコメント「これ以上お答えできない」
中高の事故、半数は部活で 柔道技や打球…頭をどう守る
卒業式前の大掃除で転落死 「息子の死、防げたのでは」
九大院准教授を酒気帯び運転の疑いで逮捕「溶剤の影響」
元受験生の女性33人、東京医科大に慰謝料など求め提訴
小学生にわいせつ行為した疑い 支援学校の元教諭を逮捕
女子高校生の体を触った家庭教師に有罪判決 大阪地裁
女性抱えて連れ込む様子、防カメに 性的暴行容疑の医師
東京医科大、争う姿勢 不正入試の受験料返還訴訟
中2の頭部骨折させた疑い サッカーチーム監督を逮捕
「忙しくて忘れた」心愛さん虐待の重要書類残さず 児相
「カツもない」 ゴーン前会長に思いはせた籠池前理事長
籠池前理事長「神風吹き続けていた」 土地取引振り返り
籠池前理事長「僕を切ろうとしてる」 首相の一言で反転
虐待事案の緊急安全点検、1カ月以内に 対象は数万件か
残高550万円、誰の金? 大阪府教育庁で謎口座を発見
介抱役決め「ウォッカ一気」常態化 近大生急死受け調査
帰宅了承・甘い文書管理…児相、度重なる不手際の背景は
「綱引きの綱で右目失明」元生徒側が提訴 学校側は反論
千葉小4死亡で関係閣僚会議を開催へ 虐待への対応検討
「たたかれた」と担任に相談 9歳に暴行容疑で男逮捕
「オマエの荷物全部池に捨てる」 高2自殺でいじめ認定
「怖いよー」「助けてー」届かなかった心愛さんのSOS










