関西空港が、大阪・関西万博が開かれる2025年までに、国際線の出発前の保安検査設備を「スマートレーン」に切り替える。手荷物検査のトレーが自動搬送され、職員の削減や出国手続きの時間短縮につながる。スマートレーンが国際線で全面導入されれば、国内の空港では初めて。
関空、大阪(伊丹)、神戸の3空港を運営する関西エアポートの山谷佳之社長が6日、朝日新聞のインタビューで明らかにした。
山谷社長は「関空の利用者は伸び続け、30年には年間4千万人を突破する。出国する外国人も1500万人と、今と比べ倍増すると予想している」と述べた。
25年までの実施を計画中の第…