ハノイでの米朝首脳会談をめぐり、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は3日、米CNNのインタビューで、トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との間で「『ビッグディール』(大きな取引)を成立させたかった」と語った。
韓国・文政権の目算狂う 米朝合意なし、中国は想定済み
大誤算の米朝会談 トランプ氏の過信、正恩氏の期待過大
分かりやすい米朝首脳会談まとめ
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ボルトン氏は「北朝鮮が明るい経済の未来と引き換えに、完全に非核化する『ビッグディール』をする可能性はあった」と指摘。首脳会談は物別れに終わったものの、「大統領が米国の国益を守ったことで、(首脳会談は)疑いようもなく米国にとって成功だった」と評価した。(ワシントン=園田耕司)