厚生労働省は26日、65歳以上の高齢者への虐待について、2017年度は前年度より752件多い1万7588件だったと発表した。内訳は、家族や同居人らによる虐待が5年連続の増加で1万7078件、介護施設職員らによる虐待が11年連続の増加で510件。全体数と内訳数のいずれも過去最多だった。虐待かその疑いによる死亡は28人だった。 調査は高齢者虐待防止法に基づき、相談や通報を受けた自治体が虐待と判断した件数をまとめた。厚労省の担当者は「虐待に対する社会的な認識が高まり、発覚に至るケースが増えている」とみる。 介護施設での虐待に関する通報・相談は1898件で、このうち510件が虐待と判断された。510件のうち3割の157件は、過去に虐待に関する苦情や通報などがあり、行政から指導を受けた施設で起きた。虐待1件で被害者が複数いる場合があり、被害が特定されたのは854人。 虐待の内容(複数回答)は、暴… |
高齢者虐待、最多の1万7588件 介護施設で510件
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