プロ野球は29日、2019年シーズンが開幕し、ロッテのドラフト1位新人の藤原恭大外野手(大阪桐蔭)が、楽天との開幕戦に「1番・中堅手」として先発メンバーに名を連ねた。2リーグ制後、開幕戦で高卒ルーキーが先発出場するのは2013年の大谷翔平(日本ハム、現エンゼルス)以来、プロ14人目。ロッテでは、1965年の山崎裕之までさかのぼる。
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昨年の甲子園で春夏連覇に貢献し、3球団の競合の末に入団した藤原は、2月のキャンプから1軍メンバーに抜擢(ばってき)。オープン戦は14試合の出場で打率2割1分9厘、3打点だった。この日の午前中に井口監督から先発起用を言い渡されたといい、「まさか、と思った。一気に緊張感が高まってきた。一つ一つのプレーを全力でやっていきたい」と話した。