新元号をあしらった商品も1日、ぞくぞくとお目見えした。ポテトチップスや包丁、箸など幅広い。「平成ありがとう」とあしらったスイーツも登場した。
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【速報中】新元号、きょうの動きをタイムラインで
カルビーは5月1日、改元を記念して「新元号最初のポテトチップス うすしお味」を全国のローソンで売り出す。パッケージに新元号を大きく記載。中身は通常と変わらない。価格は「元年5月1日」にちなんで税込み151円(88g入り)。通常(60g入り)の想定価格が同120円前後で、20~30円ほどお得にした。数量限定。商品の発売は1975(昭和50)年。現在はいろいろな味があるが、うすしおは、発売当時からの味だ。
貝印は、看板商品の「関孫六」シリーズ三徳包丁の刃の部分に新元号をあしらった記念モデルを販売。同社の公式通販サイトで予約の受け付けを4月1日の新元号発表後に始めた。5月9日まで受け付けるが、100丁限定の先着順。税抜き1万2千円。
新宿高島屋は、新元号を刻印した夫婦箸(ばし)と箸置きをセットにした「改元箸」を4月1日から店頭で販売する。桐箱(きりばこ)入りで、税込み5400円。受注販売のため、受け渡しは後日になる。販売は5月末まで。
一方、旧元号の平成をなつかしむ商品も。モンテールは、平成に流行したスイーツ「ティラミスケーキ」と「クレームブリュレロール」を4月1日から売り出した。「平成ありがとう」とパッケージ全面にあしらった。希望小売価格は税抜き320~420円。今月末までの期間限定。(佐藤亜季)