東京都の三つの認可外保育施設に問題があるとして、都が施設名の公表に踏み切った。厚生労働省のまとめでは、公表されたのは2012~16年度に1件だけ。厳しい措置が相次いだ背景は。
都は2月中旬、町田市の合同会社「フレスメルコーポレーション」が運営する「24時間託児所VABOO」(11年7月開設)と大田区の「プレイキャッスル京急糀谷」(15年5月開設)に改善勧告したと公表した。都によると、職員の1人勤務が常態化していることなどについて繰り返し指導したが、立ち入り調査を拒否するなどして改善せず、昨年末には2施設の廃止を届け出たが、同じ場所で別の施設として運営を続けていたという。
運営会社の代表は3月上旬、朝…