政情不安が続いている南米ベネズエラで6日、マドゥロ政権の支持派と反政権派の双方が集会を開いた。現地報道によると、一部の反政権派の集会に警察が催涙弾などを撃ち込み、約30人がけがをしたほか、現地で取材していた記者らが殴られるなどしたという。
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反政権派の集会は、暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長が呼びかけた。グアイド氏の側近ら野党政治家の身柄拘束や、電気や水道などが届かないことに対する抗議のためで、野党側の発表によると、この日は全国300カ所以上で開かれたという。
ベネズエラ西部マラカイボでは、デモ隊に警察が催涙弾を放つなどし、現地報道では、大学生7人を含む約30人がけがをした。
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