トヨタ自動車は10日、スポーツ用多目的車(SUV)の新型「RAV4」を発売した。新開発の四輪駆動(4WD)システムを採用。走行性能を高め、悪路でも走りやすくした。2016年に生産を終了した国内では3年ぶりの復活。
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RAV4は初代が1994年に売り出され、今回は5代目。180超の国・地域で売られ、世界販売の累計は900万台を超える。
新型はガソリン車とハイブリッド車がある。荷室の容量は同サイズのSUVで最大級の580リットル。コネクテッドカー(つながる車)のサービスを受けられる車載通信機や、最新の安全機能を標準装備した。開発責任者の佐伯禎一氏は「SUVの『ワクドキ』をいま一度体現し、新しいことにチャレンジするアクティブな気持ちを呼び覚ましたい」。
消費税込み260万8200円~381万7800円。全国のカローラ店、ネッツ店(東京は全販売店)で扱い、月3千台の販売をめざす。