JR名古屋高島屋の運営会社は、「タカシマヤ ゲートタワーモール」にできるレストラン併設型のファッション雑貨店をオープンした。リニューアルの一環で、今後は東海初のタピオカティーやマニキュアの店も入る。
【特集】名古屋駅、変わりゆく街
食をテーマとする店で、名称は「サロン アダム エ ロペ」。2階にできる。食品や生活雑貨、女性衣類を扱う。愛知県産食材やマグカップ、グラスを集めたコーナーもある。肉料理やスイーツを楽しめるレストランもできる。
運営会社は、モールとJR名古屋高島屋を合わせた2019年2月期(18年3月~19年2月)の売上高が前年より70億円増え、過去最高の1627億円に達したことも明らかにした。来店客数は前年より16万人多い5392万人。こちらも過去最多だった。モールは17年4月に開業し、衣類や雑貨を中心に約160のテナントが入る。運営会社の林田明雄取締役は「いつ来ても楽しいと思ってもらえる施設を目指し、百貨店と買いまわりできる2館にしたい」と話した。(斉藤明美)