自動で衣類を折りたたむ「ランドロイド」を開発していたセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(東京都港区)が23日、東京地裁に自己破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債額は22億5千万円。ランドロイド開発で資金繰りが悪化していた。
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズは2014年設立。ランドロイドはパナソニック・大和ハウス工業との共同開発で、2017年度中の発売をめざしていたが、開発の遅れで発売延期が続き、開発費用もふくらんだ。同社は「ランドロイド事業は停止し、今後は未定」(広報)としており、ほかに実用化している睡眠サポート機器事業のみ続ける方針という。