世界最大級のホテルチェーン、仏アコーホテルズグループが「ラッフルズ」を含めた傘下の高級ホテルを日本に複数進出させる検討をしていることが分かった。日本法人のエリック・ディグネジオ代表が朝日新聞の取材に明らかにした。
ラッフルズは、シンガポールで1887年に開業した同国を代表する高級ホテル。英領植民地の創設者トーマス・ラッフルズの名にちなみ、カクテル「シンガポールスリング」が生まれたバーがあることでも有名。同ブランドのホテルはパリなどにも進出しているが、日本にはまだない。公式サイトによると、宿泊費はパリのラッフルズで1泊930ユーロ程度(約11万円)からという。
ディグネジオ氏は「日本には高…