福岡県と福岡市のどちらが徴収するかで対立している宿泊税で、福岡市内では、市が150円(宿泊料金2万円未満)か450円(2万円以上)、県がいずれの場合も50円を徴収する方向で最終調整していることがわかった。24日午後、小川洋知事と高島宗一郎市長が市内のホテルで会談して決める。
小川氏は今月14日の記者会見で、2020年の東京五輪・パラリンピックによる海外からの観光客増加を念頭に「時間的余裕はない。高島市長とのトップ会談をして、結論を出していきたい」と意欲を見せていた。合意が整えば、県と市は来月の議会に関連条例案を提出する見通しだ。
宿泊税をめぐる市と県の争いは…