日本はオランダの攻撃に耐え、限られた決定機で得点出来るか。サッカー女子ワールドカップ（Ｗ杯）フランス大会で日本女子代表（なでしこジャパン）＝世界ランキング７位＝は２５日（日本時間２６日午前４時）、決勝トーナメント（Ｔ）１回戦でオランダ＝同８位＝と対戦する。２０１５年Ｗ杯カナダ大会決勝Ｔ１回戦では日本が勝利。ただオランダは１７年欧州選手権を制するなど近年、力をつけている。

「強烈な点取り屋とサイド突破にたけた選手がいる。そこは世界屈指のチーム。私たちの守備で抑え込むことができれば、勝機は見いだせる」。オランダについて高倉麻子監督はそう分析する。１６年４月の高倉監督就任から親善試合などでオランダとは１勝２敗だ。２３日はレンヌ近郊で完全非公開で練習した。

オランダはイングランドやフランスの世界トップレベルのクラブでプレーする選手がそろう。１次リーグ（Ｌ）で３連勝の計６得点。両サイドから攻め込むのが特徴だ。日本は昨年のアルガルベ杯では２―６で大敗。ＦＷファンデンサンデンはスピードがあり、クロスが速い。１次Ｌ２得点のＦＷミーデマは足元の技術が高く、シュートがうまい。日本は組織的な守備で食い止めたい。

ただ、１次Ｌのイングランド戦…