|
海に生息するゴカイの一種が大きな音を鳴らすことを、京都大や串本海中公園(和歌山県串本町)などのチームが発見した。人間が指を鳴らすぐらいの音量だという。ミミズやゴカイなどが属する環形動物で、音を鳴らす種が確認されたのは世界初だという。 このゴカイは、キムラハナカゴオトヒメゴカイ。体長約2センチで、日本の太平洋沿岸に生息する。飼育中に変な音がすることに気づいた同公園の平林勲主任学芸員と京大の後藤龍太郎助教(海洋生物学)が、水中マイクで録音を試みたところ、口から音を鳴らしていることがわかった。縄張り争いで口を寄せ合う習性があり、その際に音を出しているという。 後藤さんは「今後、音の役割や、音を出すメカニズムを解明したい」と話している。 研究成果は9日、米科学誌カレント・バイオロジー電子版( https://doi.org/10.1016/j.cub.2019.05.047
)に掲載された。(野中良祐) |
世界初、ゴカイが鳴らす音確認 飼育中に変な音がして…
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
イリオモテヤマネコを撮影 子猫、側溝からひょっこり
プラごみに脅かされる動物たち 藤原幸一さんが写真公開
「大哺乳類展2」30万人突破 東京・上野で16日まで
まるでステンドグラス 青く輝くモルフォチョウの壁
モズの「はやにえ」はモテ食 魅力的な歌声の栄養源
ライチョウが繁殖期 縄張り見回り争いも 乗鞍岳
オウサマペンギンひな、モフモフ人気 世界初の人工授精
ライチョウの一般公開始まる 上野動物園
水道の栓ひねる「天才」カラス 飲む浴びる、調節も自在
「けあらし」の中、飛び交うタンチョウ200羽 北海道
絶滅の恐れニホンライチョウ、15年ぶり公開へ 5施設
イルカの群れ、また大阪湾に現る 海保の巡視艇が確認
上野動物園のシャンシャン独り立ちへ 13日から母離れ
転落イノシシ助けたけれど…「厄介者、野に放たないで」
「透明なパンツ」発売 比住民支援×起業志望の慶大2人
屋久島のウミガメ保護活動、30年で幕 後継者がいない










