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待機児童、全国で8千人弱 最多は地価高騰のあの自治体

認可保育園などに入れない待機児童について朝日新聞が主要75市区町に調査したところ、今年4月時点の待機児童数が計7894人いることがわかった。政府は当初「2017年度末に達成する」としていた待機児童ゼロの目標を20年度末に先送りしたが、その達成も見通せない状況だ。


特集:待機児童「見える化」プロジェクト


調査は20政令指定市と東京23区、18年4月時点で待機児童が100人以上いた32市町の計75市区町を対象に実施。全自治体から回答を得た。


待機児童数は全体で前年の1万1165人から3271人(29%)減少。大都市を中心に施設整備が進み、75市区町のうち54市区町で待機児童が減った。札幌市、新潟市、静岡市、名古屋市、京都市、北九州市と東京都港区、杉並区の8自治体は待機児童ゼロだった。


最も多かったのは東京都世田谷…


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