トヨタ自動車は、太陽光パネルを搭載したプラグインハイブリッド車(PHV)のプリウスを公道で走らせる実証実験を始めると発表した。発電量や車載電池への充電量についてのデータを集め、電動車の燃費向上につなげる。
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プリウスPHVの屋根などに太陽光パネルを載せる。シャープが協力し、発電効率の高いパネルを使う。一日中駐車した状態では、車載電池に充電できる電力量が航続距離44・5キロ分に相当するという。走行中も充電できる仕組みを採用し、今月下旬から来年2月末まで愛知県豊田市や東京都で公道を走行し、データを集める。
トヨタは2017年からオプションで屋根に太陽光パネルを載せられるプリウスPHVを販売している。