華為(ファーウェイ)は3月31日に2019年決算報告書を発表した。米国で圧力を受けたファーウェイだが、19年も成長傾向を保った。中国新聞社が伝えた。
同報告書によると、ファーウェイは19年に世界での売上高が8588億元(1元は約15.2円)に達し、前年同期比19.1%増加した。純利益は627億元、営業活動によるキャッシュフローは914億元で同22.4%増加した。
ファーウェイは同年、合計で50を超える国・地域のへき地にいる4千万人以上の人々にモバイルインターネットサービスを提供し、前年比3.8%増の売上高2967億元を達成した。
消費者業務の分野が安定した成長を維持し、スマートフォンの出荷量は2億4千万台を超え、PC、タブレットコンピューター、スマートウェアラブルデバイス、スマートテレビといった消費者が主役のさまざまなシーンに対応したスマート生態系の配置がさらに整って、売上高は34%増の4673億元を達成した。
ファーウェイは同年、技術イノベーションと研究に1317億元を投入し、通年の売上高の15.3%に相当した。過去10年間近くの研究開発投資は合計6千億元を超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年4月1日