現在、世界の新型コロナウイルス感染者数はすでに120万人を上回り、死者数は6万人以上となり、予防・抑制は厳しい情勢が続いている。中国の感染状況予防・抑制も、「対外的には輸入症例を防ぎ、国内では再び増加に転じることを防ぐ」という重要な段階に入った。経済日報が伝えた。 一般市民としては、企業活動や出勤の再開が進み、学校も相次いで授業再開するのにともなって、依然としてこまめな手洗いや気道の衛生に対する注意、物の表面の消毒、社交の場での距離の確保といった個人の衛生健康習慣をしっかりと行っていく必要がある。 先週、中国工程院院士の鐘南山氏は世界保健機関(WHO)を通じてメッセージを寄せ、「中国の新型コロナウイルス感染状況は、3ヶ月の努力を経て、確かにある程度抑制されたと考えられる。そのため、中国は高危険度地域から低危険度の段階へと入った。もちろん、低危険度というのは危険がないということではない。そのため、もし問題が見つかった場合は、ただちに検査を行い、感染が確認された場合はしっかりと隔離しなければならない。もう1点としては、自分自身の防護措置に気を配るべきだ。大事なのは距離を保つこと、この一言に尽きる。多くの人が集まるような集会に参加せず、会食をしないことだ。なぜなら、現在ウイルスは主に飛沫によって感染し、当然ながら濃厚接触によっても感染するからだ。我々がこの2点を避けていれば、この感染症がさらに多くの人へと伝染しない状態を維持できるし、第2波、さらには第3波が発生することはないだろう」と述べた。
人との間の距離を保つと、空間的な距離は開くが、それは我々の心の距離まで遠くなるという意味ではない。逆にむしろ、我々は団結し、互いに助け合うべきだ。 まさにWHOのテドロス事務局長の言葉通り、「新型コロナウイルスは我々に、我々がいかに脆くて弱く、いかに密接に結びつき、いかに互いに依存し合っているかを教えてくれた。新型コロナウイルスという危機を前にして、科学と公衆衛生手段は欠かせないものであり、謙虚さと思いやりも欠かすことはできない。団結し、謙虚さを持ち、力を合わせて協力することができれば、我々は共に現在の困難を克服することができる。しかも、必ずやそれができるはずだ」。(編集AK) 「人民網日本語版」2020年4月7日 |
鐘南山氏がWHOを通じ注意喚起、今後も注意すべき点とは?
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
今後5年間及び15年間の中国の主要課題
デジタル中国経済のルートマップが明らかに
【李克強総理記者会見】今後も台湾同胞に大陸での発展機会
日本の専門家が見る両会:中国の革新の成果に注目、今後の発展を注視
中国、今後5年間も比較的大規模な鉄道建設を継続
インダストリアルインターネット、今後3年は急成長期に
外交部「今後も協力が中米関係の基調であるべき」
中国EU商工会議所「今後10年の中国、世界経済成長の30%を担う」
中国、5Gフル接続工場を今後3年で30軒建設へ
WHO事務局長、「中国と新型コロナ発生源調査を展開できることは喜ばしい」
米国で新たな変異種発見 WHO「今後さらに厳しい情勢へ」
中国、今後5年で159兆円規模の国内観光市場に
中仏首脳、今後の両国協力について重要な共通認識
北京、今後5年間における中所得層の規模拡大を提起
ネットデビューする高齢者が増加の一途 今後の成長ポイントに 中国
世界経済成長への中国寄与度は25-30% 今後5-10年
中国、動画産業の売上高が今後5年30%以上のペースで増加へ
輸入博通じて海外商品と中国の消費者をつなぐ越境EC
外交部報道官が日本メディアの不適切な表現を正す「今後は『中国台湾地区』と呼ぶよう
日本の政治経済学者「サービス貿易交易会を通じ中日の新たなビジネス協力を期待」
中国、ネット注文配達員が今後5年間で3000万人の雇用創出
人民元レートが上昇 気になる今後の動きは?
北京、今後3日間の新規感染者数が大きなカギに
【王毅外交部長記者会見】中国外交政策と対外関係に関する一問一答
中国経済について、習近平総書記が下した最新の判断と指示とは?












