スマート自動仕分けロボットを監視する成都動車段の職員(撮影・田野)。
中国鉄路成都局集団有限公司成都動車段(高速鉄道車両基地)にこのほど、スマート自動仕分けロボットが登場した。これにより、この中国南西エリア最大の「高速鉄道車両4S店」における高速鉄道車両の検査・修理作業が、さらに「スマート化」されることとなった。中国新聞網が伝えた。
仕分け作業はこれまで、作業員によって行われ、作業員4人が約12時間かけて仕分け作業を完了させていた。これに対し、自動仕分けロボットならば、車両の検査・修理用資材をわずか8分以内で仕分け・配送可能で、プロセス全体に作業員の手を必要とせず、仕分け作業の精確率は100%に達する。このスマート自動仕分けロボットの登場によって、資材の仕分けミスという安全面でのリスクが根絶されただけではなく、検査・修理に必要な資材の配送効率が大幅に引き上げられ、同時に、高速鉄道車両基地の高効率な検査・修理作業に頼りがいのある後方支援を提供している。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年4月16日