5つ星ホテルも屋台を出した
道ばたの屋台経済に目をつけたのは成都だけにとどまらず、湖北省の武漢市も目をつけた。武漢では、5つ星ホテルが相次いで道ばたでの屋台経営に乗り出した。
武漢の有名5つ星ホテルは入り口前の広場にテーブルをずらりと並べ、屋台を始めた。焼肉のライブには、多くの市民が集まり、それを楽しんでいる。
別の5つ星ホテルも入り口の前に朝食の屋台を出した。それからすぐに焼肉も売り始めた。同ホテル飲食部の副マネージャーはメディアの取材に対し、「5つ星ホテルにとって、朝食、午後のお茶、夜食の売り上げは新型コロナウイルス感染症の前とでは比較にならないが、従業員を動かし、ホテルが経営状態を維持することで、やる気をかき立てることができる」と話した。
また同副マネージャーは、「ホテルが絶えず新しい経営プロジェクトや経営モデルを試みているのは、非常時に生き残りを図るための持続的な試みだ」と述べた。
最近、多くの都市が屋台経営を許可した。浙江省杭州市は一部の道路を屋台業者の経営場所として開放し、河南省の許昌市は裏通りや横丁の一部を開放し、業者に縁石より上の場所で商売をするようにさせた。南京は臨時の屋外屋台1千軒あまりを統一的に計画した。