甘粛省塩池湾国家級自然保護区管理局によると、管理局の職員は今年2月初め、野生の生きたユキヒョウへの測位首輪の装着に成功した。1カ月近くの追跡によると、このユキヒョウは依然として周辺で活動しており、首輪及び衛星データの各種指標がほぼ正常だ。これは中国のユキヒョウに対する衛星追跡が初期段階の成功を収めたことを意味している。新華社が伝えた。
同管理局塩池湾保護ステーション長の烏力吉氏によると、2カ月以上の粘り強い待機と持続的なモニタリングにより、今年2月初めに同保護区のモニタリングエリアからメスのユキヒョウの捕獲に成功し、身体状況が良好との報告が入った。その後職員がバイタルサインを調べた後、測位首輪を装着してから野外に帰した。1カ月近くにわたる追跡によると、このユキヒョウは依然として周辺で活動しており、首輪及び衛星データの各種指標がほぼ正常だ。これは中国のユキヒョウに対する衛星追跡が初期段階の成功を収めたことを意味している。
ユキヒョウの塩池湾片区における移動及び生息地の選択といった具体的な状況を全面的に理解するために、研究チームは伝送された衛星データをさらに分析する予定だ。今回の任務は今後引き続き、大型肉食動物の科学的捕捉及び測位・追跡を展開するため貴重な経験を蓄積した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年3月9日