中国航天科技集団有限公司第五研究院第510研究所が発表した情報によると、同研究所が独自に開発した中国初の酸化物透明ハイバリアフィルム生産ラインがこのほど全面的に試験生産の検証に合格した。製品の中核指標は国際的な先進水準に達しており、生産ラインが正式に完成した。中国新聞網が伝えた。
酸化物透明ハイバリアフィルムは第3世代新型バリアフィルム製品で、バリア性が高く、フィルムの吸着力が高く、蒸煮に強く、低コスト、汚染ゼロ、省エネ・環境にやさしいといった全面的な優位性を持ち、現在及び今後重点的に発展する先端機能性フィルム材料だ。食品や医薬品など複数分野の製品の包装・梱包に広く使用されてる。市場が大きく、将来性が非常に高い。
同生産ラインはすでに50万平方メートル連続試験生産の検証に順調に合格している。複数回の抜き取り検査を経て、同研究所が開発・生産したハイバリアフィルム製品の重要指標が完全に輸入品に合致し、全面的に利用者の需要を満たすことが分かった。同製品は間もなく市販される。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年7月2日