17日に明らかになったところによると、広東省深セン市の陳如桂市長は「深センに火を灯す、5Gスマート都市」発表会において、深センは中国初の全面的な5G独立ネットワークを構築した都市になったと発表した。科技日報が伝えた。
深セン市工業・情報化局の賈興東局長は、技術施設の建設や産業発展、応用について「深センの5G建設目標は予定を前倒しで達成した。5Gの建設で全国の先を行っている。深センの目標は、8月末までに4万5000ヶ所の5G基地局を完成させることで、8月14日時点で基地局建設数が4万6480ヶ所にのぼっている。基地局の密度は世界一だ」と述べた。
華為(ファーウェイ)の郭平・輪番会長は「現在、世界の92の通信事業者が5G商用ネットワークを展開している。世界の5Gユーザー数は1億人を超えており、5G基地局が70万ヶ所設置された。5G基地局建設は現在一段落がついている。次の段階の発展の重点は業界の応用発展で、5Gのボーナスを引き出すことだ。当社はAI(人工知能)、5G、クラウド、コンピューティング、応用の協同を通じ、深センをモデル都市に構築し、深センが5G接続都市、5G業界応用の先駆者になるよう支援する」と述べた。
深センは率先して5G時代に入り、新たな高水準の革新的発展をけん引する。深センは今回の感染対策において5G技術を広く活用し、5Gリモート医療、5Gスマート看護ロボット、5Gサーモグラフィースクリーニングなどの革新的な応用の推進に力を入れた。感染対策に力強い支えを提供し、また5Gの新技術、新応用、新製品がもたらす無限のポテンシャルを示した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月18日