「リモート運転」を披露する重慶市両江新区礼嘉スマート公園のスタッフ。
重慶市ビッグデータ局によると、重慶市新型スマートシティ運営管理センターがこのほど竣工し、稼働開始した。同センターは重慶スマートシティ建設の基礎的、中枢的、集約的なプロジェクトで、スマートシティの「スマートハブ」の役割を果たす。竣工と稼働開始により、重慶のスマートシティ建設を効果的に支援できる。新華社が伝えた。
具体的な機能を見ると、傘下のデータ資源センターは重慶の各種行政データ資源を集めており、さらにデータの価値を深く掘り起こす。モニタリング・早期警戒センターは都市の運営状況の感知、モニタリング・分析、予測・早期警戒を実現する。管制指揮センターは日常活動への監督・管理、都市の突発的な事件の緊急処置や対応などを実現する。総合サポートプラットフォームは共通性の高い技術、業務連携、安全運営などのサービス支援・保障を提供する。
重慶市新型スマートシティ運営管理センターは今年、120のシステムへの接続を予定している。現在まで第1弾として重慶市政府弁公庁、市生態環境局、市衛生健康委員会、市都市管理局などの21の当局、区・県、機関の計43システムに接続している。接続先には、オンライン管理、オンラインサービス、オンライン業態、「小さな切り口、大きな民生」などの各分野の応用システムが含まれる。
このほか、重慶市新型スマートシティ運営管理センターはさらに第1弾として、渝快弁、生態環境、衛生・ヘルスケア、正確な貧困者支援、中新国際相互接続データ専用チャネル、5G大規模ネットワーク構築、公安情報、都市交通、スマート気象、動画管理など17の応用シーンを構築した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月26日