科学技術部(省)のウェブサイトが発表した今年上半期の全国技術市場速報によると、中国上半期の技術契約登録件数は前年同期比7.3%減の13万6434件で、出来高は同6.5%増の7707億2000万元(1元は約15.4円)となった。全国の技術取引は安定成長の流れを維持している。科技日報が伝えた。
4種の技術契約のうち、技術サービス契約の出来高が同0.7%増の3684億1000万元でトップだった。技術開発契約の出来高は22.9%増で、技術譲渡契約の出来高は22.6%減だった。技術コンサルティング契約も前年より増加した。
技術分野の統計によると、出来高トップ3はそれぞれ、電子情報、都市建設・社会発展、先進製造となっている。また航空・宇宙、バイオ医薬・医療機器、新材料及びその応用の出来高も前年より増加している。
技術取引の主体の統計によると、企業法人が引き続き技術取引の主体の地位を占めている。その輸出技術契約は9万4243件にのぼり、出来高は全国の技術契約の出来高の89.5%を占めた。科学研究機関の輸出技術契約の出来高は前年同期比30.0%増の1万3298件。高等教育機関の輸出が2万3508件と大きく減少し、出来高は61.7%減となった。
知的財産権の類型の統計によると、知的財産権関連の技術契約締結数は5万6287件で、出来高は全国の技術契約の出来高の46.9%を占めた。
計画の類別の統計によると、各級政府科学技術計画プロジェクトの技術契約締結数は1万9521件で、出来高は同15.4%増となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月27日