▷1-7月の消費市場の運営状況
今年7月の社会消費財小売総額は3兆2203億元(1元は約15.3円)となり、前年同期比1.1%減少し(名目増加率。物価要因を考慮した実質増加率は2.7%減少。以下、特に説明がない場合は名目増加率を示す)、減少幅は先月より0.7ポイント縮小した。このうち自動車を除く消費財の小売総額は2兆8894億元で同2.4%減少した。
▷1-7月の対外貿易の状況
今年7月には、中国の物品貿易輸出入額が前年同期比6.5%増加し、このうち輸出は10.4%増加、輸入は1.6%増加した。6月に輸出入増加率が「ダブルでプラス転換」した良好な流れが続いていた。データをみると、中国7月の対外貿易輸出入総額は2兆9300億元(1元は約15.2円)に上り、このうち輸出は1兆6900億元、輸入は1兆2400億元、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4422億3千万元の黒字で、黒字額は前年同期比45.9%増加した。
中国1-7月の物品貿易輸出入総額は17兆1600億元で同1.7%減少し、減少幅は上半期の減少幅より1.5ポイント縮小した。このうち輸出は9兆4千億元で同0.9%減少、輸入は7兆7600億元で同2.6%減少、貿易収支は1兆6400億元の黒字で、同8.1%増加した。
▷ 1-7月の外資誘致の状況
7月の1ヶ月間には、全国の実行ベース外資導入額が634億7千万元(1元は約15.4円)に上り、前年同期比15.8%増加し(銀行、証券、保険分野を含まない)、4ヶ月連続で単月のプラス成長を達成した。
1-7月には、全国の実行ベース外資導入額が5356億5千万元に達して、同0.5%増加し(銀行、証券、保険分野を含まない)、増加幅は1-6月を1.8ポイント上回った。
▷ 1-7月の対外投資の状況
今年1-7月に、中国国内の投資家が非金融分野の直接投資を行い、累計投資額は4236億5千万元に達し、前年同期比2.1%低下した。1-7月に、中国企業が『一帯一路』(the Belt and Road)沿線国に非金融分野の直接投資を行い、投資額は合計102億7千万ドルに上り、同28.9%増加した。
(編集JZ)
「人民網日本語版」2020年8月31日