浙江省温嶺市箬横鎮の栽培大手業者の朱斉軍さんが7月27日、6台の刈取機を使い早期水稲を収穫する様子。人民視覚
国家統計局がこのほど発表したデータによると、浙江省は今年の早期水稲の生産で好成績を収めた。生産量は前年比4.1%増の62万8000トン。播種面積は同2.4%増の151万8000ムーで3年連続で増加。1ムー(約6.7アール)あたり生産量は同1.6%増の413.5キログラム。うち播種面積と生産量は5年ぶりの最高を更新した。浙江日報が伝えた。
「我々は稲生産新技術の普及に力を入れ、苗の品質を高めている。早期水稲の安定生産、それに続く晩期水稲の栽培面積の拡大に技術的サポートを提供している」。省農業技術普及センターの関係責任者によると、特に各地は苗育成の新技術などを応用し、これによって育てた苗による早期水稲栽培面積は同13.5%増の38万9000ムーとなった。3月末に寒波の影響を受けたが、苗育成の新技術を応用した早期水稲の発芽率は一般的な苗育成方法を15%以上上回った。そして苗が整然と出て、力強く育ち、農機による大規模な田植え後に速やかに根付き、活着率が高かった。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月2日