輸入博を迎えるムードあふれる第3回中国国際輸入博覧会の会場(撮影・厳大明/写真著作権は人民図片が所有のため転載禁止)。
(5)より大きくなった長期契約企業の自信
7月26日、第3回輸入博出展企業連盟が第1回会議を行い、同時に乳業専門委員会と公共衛生感染症対策専門委員会が設立された。会議では、連盟の加盟メンバー35社が3年間の長期出展協力覚書に調印した。その企業はほとんどがフォーチュン・グローバル500や業界トップ企業だ。輸入博との長期的な共同発展に着目して長期契約を交わしたことは、中国の市場開拓に対する確固とした自信を体現するものだ。出展企業連盟は出展企業が第1回輸入博の開幕中に自発的に提唱して設立され、すでに142社が加入している。
(6)より強い政策的支援
海関(税関)総署はこのほど、第3回輸入博の通関注意事項を正式に発表し、14項目の円滑化措置を打ち出し、出展者と展示品が安全かつ円滑に中国国内に入り、国外に出られることを力強く保障した。関連当局はこれまでの輸入博への支援政策を続けることをベースに、前向きな検討を経て新たな支援政策を増やし、相次いで発表する予定だ。
(7)より細やかな都市保障
上海市政府副秘書長、都市サービス保障指導グループ弁公室主任の尚玉英氏は、「上海は『より細やかな保障、より心のこもったサービス、より優れた環境』から着手し、レベルと質の高い輸入博を全力で開催する」と述べた。
上海は都市運営管理機能を一つにまとめた「一網統管」プラットフォームを十分に活用し、「スマート公安」の応用を強化し、セーフティーネットをしっかりと築く。また、証明書の複数回有効化利用、入場時セキュリティ・健康状態一体化検査など新たな措置を革新し、出展・来場企業の体験度を高める。案内のマークを最適化し、展示エリア、交通・トイレ、医療スポットなどの施設・設備にスポットを当て、案内マークをより全面的に検討され、より便利なデザインで、より目立つものにする。展示会場の救急処置と定点病院設置などの措置を最適化し、作業プランと緊急対応プランを作成し、新型コロナウイルス感染症の予防・抑制を準備作業のさまざまな面で体現させている。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年10月30日