国務院新聞弁公室(国新弁)が23日に発表した「中国の住民の栄養と慢性疾患の状況報告(2020)年」から、中国の18歳以上の住民の平均体重は、男性が69.6キログラム、女性が59キログラムで、その過半数が体重超過または肥満者であることが明らかになった。
中国国家衛生健康委員会の李斌・副主任は、「数年前から、住民の喫煙率や受動喫煙率、飲酒率はいずれも下がっている。一方で、住民の体重超過・肥満の問題はますます顕著化するようになっており、慢性疾患有病率や発病率はいずれも上昇傾向にある。都市部と農村部に住む各年齢層の住民の体重超過および肥満の割合は上昇の一途をたどっており、体重超過・肥満者の成人が過半数を占めている。6歳から17歳までの子供の体重超過・肥満の割合は19%、6歳以下の場合は10.4%なっている」と紹介した。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年12月24日
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