彼岸の入りの20日は、各地で真夏日を記録した前日とは打って変わり、過ごしやすい一日になった。気象庁によると、北東から冷たい湿った空気が入り込んだためで、関東地方では、この日の最高気温は平年並みの25度前後にとどまる見込み。
JR東京駅周辺のビジネス街では「クールビズ」姿はめっきり少なくなり、女性は、茶系中心のジャケットやカーディガンを羽織るなど、すっかり秋の装い。
ここ1週間は、高気圧の中心が北に寄り、冷たい空気が関東上空に入りやすい状態が続くため、曇りがちで涼しい日が続くという。【堀文彦】
毎日新聞 2005年9月20日 10時58分