東京・葛飾区で上智大学の女子学生が殺害された事件から、9日で丸9年、現場では遺族や捜査関係者らが献花を行いました。
この事件は96年の9月9日、葛飾区柴又で、上智大学4年の小林順子さん(当時21)が殺害され、自宅が放火されたものです。
事件から丸9年を迎えた9日、現場の自宅跡には、順子さんの両親や捜査関係者らおよそ60人が訪れ、遺影に花を手向けました。
警視庁はこれまで延べ4万9500人の捜査員を投入しましたが、事件解決には至らず、現場近くの駅前などでチラシの入ったティッシュ6000個を配るなど、情報提供を呼びかけています。