老人ホームを狙って窃盗を繰り返していた日本人と中国人のグループが警視庁に摘発されました。被害は120件、5億円に上ると見られています。
窃盗などの疑いで逮捕されたのは、中国・福建省出身の林新斌容疑者や、東京・江戸川区の会社員、井上双容疑者(45)ら9人です。
調べによりますと、林容疑者らは今年1月の深夜、群馬県高崎市の老人ホームに窓ガラスを破って侵入し、現金およそ1万円とパソコンなど65万円相当を盗んだ疑いなどが持たれています。
調べに対しグループのメンバーは、「夜間の警戒が手薄なので老人ホームを狙った」と供述しています。
このグループは老人ホームを中心に窃盗を繰り返し、被害は首都圏を中心に少なくとも120件、5億円に上ると見られていて、警視庁は裏付けを進めています。