2007年2月にアジア最大規模となる「東京マラソン」の開催を目指す東京都の石原慎太郎知事は6日午前(日本時間7日未明)、ニューヨークシティー・マラソンを視察し「素晴らしい祭りだ。東京でもできると思う」と感想を述べた。
石原知事はスタテン島でブルームバーグ・ニューヨーク市長と男子部門などのスタート行事に参加。市長が号砲を鳴らした後、先導車両から沿道の様子を見て回った。
ニューヨークシティー・マラソンは障害者や市民を含め約3万7000人が参加する世界最大の大会。知事は3万人規模を想定する東京マラソンに向け「海外から素晴らしいプロのアスリート、アマチュア、応援団を含めてどうかき集めるかだ」と課題を述べた。
今回の視察で都は当初、知事が号砲役を務めると発表したが、その後の確認の結果、号砲役はニューヨーク市長で、知事はそばで見守ることが分かったという。(共同)