日本サッカー協会の川淵三郎会長は17日、来月16日に東京・国立競技場で行われる、日本代表の国際親善試合の相手が、コートジボワール代表からトーゴ代表に変更になったことを明らかにした。トーゴは来年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会アフリカ予選1組で、前回W杯8強のセネガルらを退けて初出場を決めている。
コートジボワールは当初の契約にあったエースFWドログバ(チェルシー)ら主力メンバーの来日が難しくなったため、協会は「それではやる価値がない」(川淵会長)と判断。試合の申し入れのあったクロアチア、トーゴ、アンゴラ、ガーナの中から主力の参加を約束したトーゴを選んだ。18日に正式契約する。
ドイツ大会は、1次リーグでアフリカ勢の初出場組が第4シード、日本が第3シードとなる可能性が高い。このため日本は、アフリカ勢との対戦が想定されており、ジーコ監督もトーゴとの試合を希望した。【小坂大】