○NTT西日本5-2七十七銀行●
NTT西日本が逃げ切った。一回、2死一、二塁から西田の右翼線適時二塁打で2点を先取。その後も効果的に加点した。笠木の後を受けた斉藤は制球が良く、反撃を許さなかった。七十七銀行は五回に2点を返したが、及ばなかった。
▽NTT西日本・村本忠秀監督 相手の流れを切るには球の速い投手、ということで斉藤を送ったが、よく投げた。打線も初戦より上がってきた。
▽七十七銀行・村瀬公三監督 ベストは尽くしたが、11月に入って実戦をこなせていなかった影響が出たと思う。投手陣を強化して出直したい。
○…七十七銀行の小河が、チームの全得点に絡む活躍。3点を追う五回、2死二塁で打席に立つと、「無我夢中でバットを振った」と、中越えの適時三塁打。続く佐藤の内野安打の間に2点目のホームを踏んだ。しかし、六回以降は打線が沈黙して、勝利にはつながらず。「今年でチームを抜ける人もいる。このメンバーでやるのは最後。一日でも長く野球をやりたかった。悔いが残る」と、試合後は目を赤くしていた。
毎日新聞 2005年11月23日 21時43分 (最終更新時間 11月23日 22時56分)