社会人野球の今季開幕戦、第62回JABA東京スポニチ大会(3月6~9日・神宮ほか)の組み合わせが22日、発表された。都市対抗、全日本クラブ選手権優勝チームに加え、今季から新たにJABA9大会の優勝チームにも日本選手権(11月下旬・京セラドーム大阪)の出場権が与えられることになり、今大会の優勝チームが「日本選手権一番乗り」となる。
今大会には昨年より2チーム減の22チームが出場し、初出場は創部2年目のセガサミーと、クラブチームとして全足利ク以来28年ぶりに出場するNOMOクの2チーム。セガサミーは、NOMOクのエースだった藤江均が加入した東邦ガスと対戦。NOMOクは昨年の日本選手権を制した富士重工業とぶつかる。
プロ野球・日本ハムからのドラフト指名を拒否してホンダ入りした長野久義(日大)ら各チームの新人の動向や、東芝・印出順彦、ホンダ・安藤強の両新監督のさい配にも注目が集まる。また、決勝の前に今年野球殿堂入りした松永怜一氏(84年ロサンゼルス五輪野球日本代表監督)が始球式を行う。【大矢伸一】
毎日新聞 2007年2月22日 18時06分