麻生太郎副総理・財務・金融相は10日午前の閣議後記者会見で、9日の東京株式市場で日経平均株価の終値が1万9937円72銭と年初来高値を付け2万円の大台に迫ったことについて「外国人の株の買いが多い。それだけは確か」との認識を示した。
安倍晋三政権の政策への信認と考えているかとの質問に対しては「それほどうぬぼれてはいない」と強調。「景気は気の問題が多分にあるから、これは間違いないというように国民、有権者、投資する人たちがその気にならないと(株価は)反応しない」と指摘した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕