三笠フーズによる汚染米の不正転売問題を受け、政府は関係省庁による特別チームを発足させ、再発防止策などの検討に入りました。
「もたもたするわけにはいきません。消費者・国民は一日も早い安心を望んでいます。そのために、今日から休みなく連日『消費者庁』を開いていただきまして・・・」(野田聖子 消費者行政相)
汚染米問題への対応を協議する政府の特別チームは、内閣府や農林水産省、厚生労働省などの関係省庁と民間の委員らが参加してスタートしました。
三笠フーズによる汚染米の不正な転売を農水省が長年にわたって見抜けなかった反省を踏まえ、特別チームでは、汚染米が不正に流通した背景や検査体制の問題点などを協議した上で、早ければ19日にも流通経路の解明と再発防止策などを公表する方針です。(18日01:09)