2010年に中国・上海で開かれる「上海万博」に、複数の日本企業が共同でパビリオンを開くことになり、出展表明が行われました。
上海万博では各国政府館のほか、地元中国やアメリカ企業などの出展が予定されていますが、日本企業単独のパビリオンはありません。
「日本産業館」と名付けられたパビリオンは複数の企業から出資を募り、およそ40億円をかけ運営されるものです。
現時点で日本企業7社が出展を決めていますが、最終的には12社以上の企業や自治体の参加が見込まれるということです。
この日会見した代表の堺屋太一さんは、「民間で出展することに意味がある。最大級、最高の人気館を作りたい」と話しています。
パビリオンは万博会場内にある造船所の建物を再利用することで、環境にやさしい建設を目指しています。(20日00:46)