イラクでテロが止まりません。首都バグダッドと北東部ディヤラ州で15日、自動車爆弾と自爆テロが起こり、合わせて35人が死亡、68人がけがをしました。
バグダッド中部のカラダ近郊では、レストランとパスポート事務所に駐車していた車がほぼ同時に爆発しました。AP通信によりますと、この爆発で13人が死亡、35人がけがをしました。
爆発の起きたレストランの近くは、イスラム教の断食が明けるのに備えた買い物客で混雑していたということです。
また同じ日、バグダッド北東部のディヤラ州では、爆弾を身に着けた女性が警察官の宴会で自爆し、少なくとも22人が死亡し、33人がけがをしました。宴会には、大勢の警察官が集まっていたということです。(16日16:59)