白血病の患者などに骨髄提供を希望していた人360人余りが、日本赤十字社の業務の手違いなどのため、ドナー登録から漏れていたことが分かりました。
日本赤十字社によりますと、骨髄提供を希望してドナー登録をした人が引っ越しなどで住所が変わり、日本赤十字社に新しい住所を連絡しなかった場合、「登録保留」としてドナー登録から外されます。
その後住所が判明した場合、ドナー登録を復活させなければなりませんが、4年前から現在までに364人についてコンピュータシステムの不具合やデータ入力担当者の業務手順が不徹底だったために、ドナー登録を復活させていなかったことが分かりました。
日本赤十字社は骨髄の移植を待つ患者にどれくらいの影響があったか現在調査していますが、30日中に登録を復活させることにしています。(30日20:33)